自分で自分を臨床治験
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【1】
 
 
 古今東西 (for all ages and in all places) 、人間はいつまでも若くありたい、美しくありたいと言う気持ちの無い人はいないでしょう。 これらを維持するためにサプリメント (supplement) を飲んだり (全く効果が無いものもある?) 、肌を若々しく維持 (keep them beautiful) するために、いろいろな塗布物 (ointment) を医師に相談もせず塗りたてる。 結果が悪ければ「肌がかぶれ (a rash) た」とか「騙された」とかと不平不満をぶちまけ、時には不幸にも (幸福を追求したはずが) 訴訟問題 (lawsuit) まで発展してしまうこともある。
 
 
 これらの全ては文頭の気持ちからのゆえんであると思います。この気持ちは年齢を重ねるごとに (As we get old) 強くなり、日常会話の主役に躍り出るりほどの深刻な問題 「人によってはそうでないかも?」 になっています。
 
 
 小生も還暦 (the sixtieth birthday) を過ぎたころから顔の一部に老人性シミ (chloasma クロウ、アズマと読みます。苦労するとこれが、ストレスがたまっているよと知らせるためにでてくるのかな?) 」 が姿を現し始め、鏡を見れば見るほど懸念の度合いを強めざるを得なくなってきた。 そのシミの色合いの濃度も時間の経過 (with the passage of time) とともに濃くなり、サイズも私の気持ちを無視して徐々に大きくなってきて、それに比例して私の不安も大きくなってきた。
 
 
【Q】ところで「華甲」とは何歳のことだったかな?
 
 
 この症状進行の阻止 (inhibittion of rapid progress of symptom) に向けてマッサージを頻繁に行い、これまで朝の洗顔の後にクリームを塗ったことも無いのにクリームを塗ったりとこれまでの普段の行いとは異にしたスキンケアに夢中になってきた。 昼間でも頻繁に鏡に向き合うようになり、鏡も最近、あなた頻繁に「私を見に来るな」とおもっているに違いないほどである。
 
 
シミはストレスと老化の象徴
 
 
しかし、どれもこれも効果なしで私を苛立たせてきた。 その後、1年が経過した後、もう一つの豆粒大のシミ (smut of dot size) が目についた。この人の存在は昨日、気づかなかったのだが今日になって私に会いにきた。このことでますます私の不安が増幅 (More and more my anxiety increased) し、鏡を見る回数 (frequency to look into the mirror) もこれまで以上に多くなり、私の気持ちを絶望のふちに追い込んでしまった (I was driven into hopeless situation)。
 
 
ストレスは自律神経との親和性が強い
Stress has a strong affinity with the autonomic nerves
 
 
 ここまで追い込まれると手段を選ばず (without selectio of means) ドラッグストアーに行って、いろいろな効果があるのではないかと思われるスキンケア品を買い込んで数ヶ月塗布してきたが、全くの「糠に釘 (As useless as plowing the sands) 」 の有様でした。まるでシミが私の行為をあざ笑いしているかのように思われた。だからといってあきらめるわけにはいかず次の挑戦を開始した。
 
 
  自立神経の異常は低体温を招
そこで、ある現象に着目して、ある薬物を使おうと決意した。しかし、副作用 (side effect) を恐れて、最初は薄氷程度「まるで臨床治験 (clinical trial ) のよう?」に塗布して約一週間経過観測を行った。幸い皮膚には異常は見られなかったが、シミ自体にも何の変化も観測されなかったので、薬害 (damage fro medicine) による副作用 (side effect) も見られず安心した。
 
 
低体温は冷え症になりやすい
 
 
当然、最初は局部 (affected part) のみに塗布していたが、これから新しい症状が出てくるのではないかと思い、予防的に顔全体に塗って経過様子 (wait and see a pathema) を見てきたが、異常が出るどころか顔全体に以前よりつやが出てきた。
 
 
この人体実験を開始して2年が経過して、シミの大きさも大きくならず、加えて色合いも濃くならなかった。その後この実験を開始して7年が経過したが、シミも大きくならず、新しいシミも現れずスキンケアがうまくいった。現在も毎日、朝顔を洗ったあとこのケアを施し艶艶のスキンに恵まれています
 
 
この臨床結果 (ちょっと大げさな表現かな?) から「生き生きとした皮膚」の必要条件は何であるかが分かってきました。もちろん「物事には限度がある」と言うことを考えると何歳まで維持できるかに関心が移ってきました
   
 
  印は、小生に付きまとっている友達(症状)から判断
   
 
 
あとがき
人体実験は、取り返しがつかないこともあるので、自重したほうがよいと思います。小生は余生が余りないので (本当は若さを保ちたかったのでは?) 思いきって挑戦し、幸運にもよい結果を得ただけです。
    2012年4月